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青春群像

ストーリー

北イタリアの小さな港町。仕事に就くこともなくブラブラしている5人の男たち。

ファウストは仲間のモラルドの妹を妊娠させ結婚する羽目に。

しかし、映画館で隣に座った女に手を出したり、父の世話で勤めた店の奥さんを口説いてクビなったりで

妻は赤子を連れて出て行ってしまう・・・。

 

 

<感想>

フェリーニ作品。

「奴は悪党だよ」という人もいれば「本能的で動物的な情熱家」という人もいる。

見方によって人の印象って違うのね。

自分がしつこくしてイヤがられたのに、女の方が誘ってきたって言いふらすなんて、

退職金も貰ったのに「貰ってない」って言うし最低。

悪党の言う事を信じるなんてね。

posted by: みな | 映画(イタリア) | 12:25 | - | - |-
わが青春のフロレンス

ストーリー

監獄から出てくる活動家の男を赤ん坊を抱いた女が待っていた。

赤ん坊の名はメテロ。女は産後の疲労で亡くなり、男も

河の氾濫により亡くなってしまう。

田舎にあずけられて育ったメテロは17歳の時に両親が

住んでいたフロレンスに戻ることにする。

父の古い友人・ベットを頼りレンガ職人として働くが

彼によって階級社会と闘う思想をうえつけられる、、、。

 

<感想>

結局、父親と同じような人生を歩むようになるんだわね。

奥さんは母親とは違って活動家をよく理解してる人だから

続いてるようなものだけど私なら出ていくかも。

 

 

posted by: みな | 映画(イタリア) | 10:46 | - | - |-
ベルトルッチの分身

ストーリー

生真面目な青年のジャコブは教授の娘・クララの誕生パーティーへ行くが、

奇抜な行動で会場から追い出される。

帰り道、ジャコブの前に巨大な分身が現れる・・・。

 

<感想>

ベルトルッチの演劇論。ドフトエフスキーの「分身」が原作だそう。

赤・青・緑、本で埋め尽くされた部屋が印象的でした。

私は、こういうストーリーが無いような映画が好きなのでハマりましたが、

王道な話が好きだと退屈な映画かも。。

 

 

 

posted by: みな | 映画(イタリア) | 11:58 | - | - |-
暗殺のオペラ

ストーリー

父の死の真相を探るためにアトスは北イタリアの田舎を訪れる。

通りや建物には父の名前が付けられ、父の銅像も作られ、

この町で父は英雄扱いだった。

アトスは父はファシストに暗殺されたと信じていたが、

父の愛人だったドライファは真犯人は別にいると考えていた・・・。

 

<感想>

映像が美しい。内容は複雑でした。

普通に終わらないところがモヤっとしてよかったです。

posted by: みな | 映画(イタリア) | 12:00 | - | - |-
マンマ・ローマ

ストーリー

元売春婦のマンマは成長した息子エットレを引き取る。

マンマは息子が都会でいい暮らしをすることを夢見ている。

しかし、教育を受けていないエットレは仕事も続かず、仲間たちと窃盗に興じる。

そしてマンマもヒモだった男・カルミネに脅されて再び街に立つようになってしまう。

 

<感想>

マンマの気持ちも分かるけど、親の愛情も知らず、教育もろくに受けずに育った子が

突然現れた母親に都会でいい暮らしをするって言われても何もできないよ。

母も息子もかわいそうな話でした。

 

 

posted by: みな | 映画(イタリア) | 13:36 | - | - |-
熟れたアモーレ

ストーリー

結婚10年目のジュリアナは優しく仕事も出来る夫と

何不自由ない暮らしをしていたが、もの足りなさを感じていた。

そんな中、パート先のスーパーで毎日自分のレジに並ぶ男の事が

気になっていく。

ある日、スーパーに強盗が入り人質になったジュリアナを

いつものレジの男・レオナルドが救出してくれた。

レオナルドは刑事だった。その日をきっかけに二人は急速に近づいていく・・・。

 

<感想>

私、前に同窓会に行った時に「結婚10年目ってのは何かあるよね。」

という話で盛り上がった事がありました。

元々うまくいってなくて10年目で別れる人もいるけど、

何もない事が不満で別れる人もいるよねって。

まさにこの映画のジュリアナが何も起こらない平凡で幸せな毎日が

もの足りなくて、目の前に現れた刺激的な生活にハマって、生活が一変する

わけだけども、未来の想像も出来ない生活より、絶対に元の平凡な生活の方が

よかったと思う。何も起こらないって幸せな事だよ。

posted by: みな | 映画(イタリア) | 10:46 | - | - |-
ラスト・タンゴ・イン・パリ

ストーリー

妻が自殺した事で絶望し、うらぶれていた中年男のポールは

空室のアパルトマンで偶然出会った若い女性・ジャンヌを凌辱する。

ジャンヌには婚約者がいたが再びアパルトマンを訪れてしまう。

ポールも姿を現し、二人は名前も明かさずセックスだけの関係に

浸るようになるが・・・。

 

<感想>

主演の2人はこの映画に出た事を後悔してると聞きましたが、

観る側には心に残る映画です。

まず、マーロン・ブランドの中年太りで髪も薄い冴えない男っぷりが見事。

そういう男がなぜか若いジャンヌにはミステリアスに見えてしまったというのも、

相手の事を知った途端にミステリアスが崩れてしまったというのも

ファンタジーの世界から現実に引き戻された時の切なさよね。

今の時代だと、それほど過激な性描写には思わないけど、

当時は、けしからん映画だったのかな?。

 

出演=マーロン・ブランド、マリア・シュナイダー、ジャン=ピエール・レオー

 

 

 

posted by: みな | 映画(イタリア) | 14:27 | - | - |-
女の都

ストーリー

列車で乗り合わせた女を追って

途中下車した男。

森を抜けるとホテルがありウーマンリブの

集会が開催されていた。

男は集会に紛れ込む・・・。

 

フェリーニ映画なのでストーリーがどうこうっていうのは

考えずに観たままを楽しむ映画。

マストロヤンニが女好きの情けない男を演じてます。

毛深い女はモテるの?

 

出演=マルチェロ・マストロヤンニ

posted by: みな | 映画(イタリア) | 13:38 | - | - |-
鞄を持った女

内容

ナイトクラブの歌手だったアイーダは

口説いてきた男・マルチェロと旅に出た。

しかし、マルチェロは途中でアイーダに飽きて

自分の地元でアイーダを置き去りにして姿を消した。

アイーダはマルチェロの家を探し出すが、

家には彼の弟のロレンツォがいた。

ロレンツォはアイーダを追い返すように言われていたが、

彼女を助けてしまう・・・。

 

アイーダが本当に美しくてセクシーなんだけど、

変な野郎どもまで引き寄せてしまううえに

すぐに棄てられるタイプで、ある意味かわいそうな人。

少年が年上の女性にのぼせ上って少し大人になる話なんだろうけど、

アイーダが今後どうなっていくんだろうって

そっちの方が気になる映画でした。

 

出演=クラウディア・カルディナーレ

 

 

 

posted by: みな | 映画(イタリア) | 22:26 | - | - |-
裏切りの荒野

ストーリー

軍曹のホセは仲間とケンカをした女工のカルメンを

逮捕したが、うまく丸め込まれて逃げられてしまう。

ある日、大佐の別荘でのパーティーでカルメンと再会。

彼女を警察につき出そうとするが誘惑される。

カルメンの虜になってしまったホセはカルメンと

関係を持っていた自分の上官を殺してしまう。

追われる身となったホセにカルメンは仲間と一緒に

馬車から金貨を強奪しようと持ちかける。

カルメンと新しい土地でやり直したいホセは

仲間に加わることにした・・・。

 

一応、マカロニウエスタンらしいけど、

悪女に振り回されて殺人までやってしまう大バカ野郎の話。

あんなに悪事を重ねて新しい生活なんて

出来るわけないのに。

カルメンも虜にするのは上手いけど、切り方がマズイわよね。

 

posted by: みな | 映画(イタリア) | 19:41 | - | - |-