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夜明けの街で2013.02.19 Tuesday
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こちらの秋葉の方が謎めいてしたたかな感じでした。
映画の渡部はお人好しで浅はかな人でしたが
小説の渡部は狡くて夢見る高校生みたいでイラッとしました。
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虹いくたび/川端康成2011.11.27 Sunday
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無垢なのか狙いなのかとにくムカツク。自分は常に正しくて優しいって
自分で思っちゃってる女で奔放な行動をする姉の事を心配してるようで
実は見下してるのよね。そして何も分かってないのに口出しして詮索する。
姉の苛立ちとか突っ掛りたくなる気持ちがよーく分かりました。
実の母親に育てらてた三女はあまり出てこないのですが最後の場面で
長女と三女は好きなタイプだなって思いました。
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思い出トランプ2011.10.25 Tuesday
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昭和の男の人の方が愛人をちゃんと囲っててそれなりの配慮があるなと思いました。
今はもう愛人というよりセフレだから部屋を借りて住まわせて生活の面倒をみるなんて
なさそうですね。
共感できた話は「犬小屋」と「花の名前」。
犬にかこつけて本当はその家の娘が狙いってのはよくある。
その魂胆に薄々気付いていたのに両親が不在の日に湯上りにガウン一枚で
茶の間で酔って寝てるってのは襲われても仕方ないわな。
「花の名前」は現在の私は主婦だけど独身時代は愛人だったこともあるので
どっちの気持ちも分るなァと思いました。それに男の気持ちもね。
他のどの作品も人間のずるさとか滑稽さとか細かい部分をついてて
怖いと思う作品もありました。
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愛の話 幸福の話2011.09.02 Friday
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欲しがるだけではダメ、愛される女になりなさい。では愛される女とは?・・・。
読んでるうちに自分が今付き合ってる男は愛するに値する男なのだろうか?と
考えるようになると思います。
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隣りの女2011.07.20 Wednesday
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どの作品の主人公も不器用でどちらかといえば地味で目立たないタイプで
行動を起こすと裏目に出てしまう。。。
表題の「隣りの女」の主人公はかなり大胆な行動を起こしたけど主婦も恋をするというテーマが
この時代に既に書かれていたということで最近始まった贅沢病という人もいるけど
そうではなかったと納得しました。
あと、「胡桃の部屋」の主人公みたいなタイプは今は多いんじゃないかなって思います。
人のために自分を犠牲にしてきたような気でいるけど結局は怖気づいて逃げてるだけで、
自分が思ってるほど他人からはあてにされて無いことに気がついてない。
世話好きといえばそれまでだけど感謝される事を期待してるからがっかりしちゃうんだわね。
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あなたには帰る家がある2011.07.12 Tuesday
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気持ちが入ってしまうものだけど訓練されてない女は本気になって自分が信じたい方へ
いいように解釈して爆発してしまうからね。
大人しくて物分りのいい女が一番危険だってことが男は見抜けないのね。
不倫を盛り上げようと思って「愛してる」とか「妻より先に出会いたかった。」とか
言っちゃダメよ。
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ノルウェイの森 下2011.07.09 Saturday
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エッチな小説としか思わなかったかもしれない。今の年齢で読むと
それぞれの喪失感が理解できます。
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ノルウェイの森 上2011.07.02 Saturday
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男で暇つぶしをしてしまうんだなと共感しました。
直子やレイコさんのように自分は病んでいると気付いてる人が正常で
人をだましたり傷つけたりしても平気で生活してる人の方が本当は病んでいるんだと思います。
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