「直子」・1967年、警察官の英次は駅のホームで妻の直子と四歳になる息子と別れた。
英次に笑顔で敬礼する直子の目には涙が溢れていた。
英次はオリンピックの射撃選手に選ばれて合宿生活をしていたが、
上司が連続警察官射殺犯に射殺される。
「すず子」・1976年、英次は赤いミニスカートの女性だけを狙う通り魔を追っていた。
増毛駅前の食堂で働くすず子の兄・五郎が犯人に浮上する。
「桐子」・1979年、英次の元に五郎から刑の執行と感謝を伝える手紙が届いた。
英次は赤ちょうちん「桐子」に入る。店は桐子一人で切り盛りしており、八代亜紀の「舟歌」が
流れていた。大晦日、英次は桐子と留萌で映画を観た。。。
<感想>
昭和の風景がいい。女優さんがみんな素敵。
特に、すず子さんが悲しかった。男選びが下手なせいで幸せになれない人っているよね。
北へ行きたくなる。倉本さんだものね。絵になる。
出演=高倉健、倍賞千恵子、いしだあゆみ、烏丸せつこ
]]>朝吹は飯坂温泉へ向かう汽車の中で若い女性と知り合うが、
そのまま別れた。
東京へ帰った朝吹は友人に連れられて行ったバーで
汽車で知り合った女性・亜美子と再会する。
亜美子は恋人の菊川のせいで赤線に身を落とし、今はバーで働いていた・・・。
<感想>
・お金を貯めてるとか言っちゃダメ。
・ヒモ男はストーカーになる。
「君の血は汚れている。」なんて言う男はやめたほうがいいと思いました。
出演=筑波久子、葉山良二、岡田真澄、大坂志郎、南田洋子、渡辺美佐子
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ナイジェリアでクーデターが勃発。
アメリカ政府は現地に留まっている医師を
救出するために特殊部隊を派遣する。。。
<感想>
モニカ・ベルッチ目当てで観ました。
残虐なシーンは見ていられなかった。
出演=ブルース・ウィリス、モニカ・ベルッチ
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仇討に巻き込まれ助太刀したことから
助太刀を生業にしている助六。
7年ぶりに故郷に帰り母の墓へ行くと
一輪の菊が供えられてあった。。。
<感想>
刀がさびさび。コメディなので深いことは考えずに観ました。
音楽が山下洋輔でカッコいい。
出演=真田広之、鈴木京香、
]]>デヴィッドはカウンセラーの元を訪れ、息子のニックについて
話し始める。
一年前、デヴィッドは家に帰らない息子のニックを心配し、部屋に入り呆然とする。
病院に運ばれていないか電話したり、元妻にも電話するが見つからない。
するとニックが帰って来た。ニックが薬物中毒になっていることを知り
治療施設に入れることにする・・・。
ストーリー
優秀だった息子を信じたい気持ちは分かるけど、薬物は「完全にやめた」ということが
ないという事をもっと早い段階で気づいて欲しかったと思う映画でした。
出演=ティモシー・シャラメ
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メイドのセレスティーヌはランレーヌ夫妻の屋敷で住み込みで働き始める。
だが、主人のランレールはセレスティーヌに執拗に近付き、
夫人はセレスティーヌを見下した態度をとる。
セレスティーヌは同僚の使用人のジョゼフに
一緒に飲み屋をやらないかと誘われる・・・。
<感想>
感情的でいつも不機嫌なのはなんでかな?と思ったら
美しいがゆえにどこへ行っても性的対象に見られて
イライラモヤモヤしてたんだね。
メイドの生活から抜け出すのにあの選択しかなかったのかな?
苦労しそうだなと思わせるラストでした。
出演=レア・セドゥ
]]>助産師のクレールのもとに30年前に姿を消した父の元恋人・ベアトリスから
会いたいと電話があった。
クレールの父はベアトリスが出て行ったショックから自殺していた。
クレールがベアトリスを訪ねると父の死を知らないベアトリスは近況を知りたがった。
なぜ今になって近況を知りたがるのか尋ねるとベアトリスは脳腫瘍で
既に手遅れだと打ち明ける・・・。
<感想>
真面目なクレールと奔放なベアトリス。
派手でキレイな人だって歳は取るし病気にもなるのよ。
出演=カトリーヌ・ドヌーヴ、カトリーヌ・フロ
]]>オムニバス映画
1、インテリア・デザイン
2、メルド
3、シェイキング東京
<感想>
1、東京らしい。夢と現実は違う。
2、こういう話好き。
3、日に当たるのはイヤだけど光を見るのは好き。あの部屋は完璧。
出演=藤谷文子、加瀬亮、ドニ・ラバン、香川照之、蒼井優
]]>大学生の健史は生涯独身で一人暮らしだった大叔母・タキの遺品の中から
ノートを見つける。それは健史がタキに書くように勧めていた
自叙伝だった。
タキは昭和11年に山形から上京し、平井家で女中として働き始めた・・・。
<感想>
小さな罪。
その時はそれが最善と思ってやったことなんだろうけど、
その後、夫妻が空襲で亡くなったというのもあって
生涯苦しんだんでしょうね。
出演=賠償千恵子、松たか子、黒木華、吉岡秀隆、妻夫木聡
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8歳の少女・ローダは裕福な家庭で育ち、可愛らしくて礼儀正しくて頭も良く、
なんでもできる素直できちんとした子だと親や周囲の大人は思っていた。
しかし、彼女が通う学校の同級生たちは距離を置いていた。
ある日、学校のピクニックでローダの同級生の男の子が溺死する。
初めは事故だと思われていたが少年の額に三日月型の傷が付いていた事が分かる。
少年は書き取りで一番になりメダルをもらっていたが、ローダはメダルは自分のものだと
少年ともめていた。
母親のクリスティーンはローダの嘘に気付き、疑い始める。
そして使用人のリロイは既にローダの性質を見抜いていた・・・。
<感想>
サイコパスの子供の話。調べたらサイコパスって遺伝するようですね。
この映画でも母親が出生の秘密を知り、自分のせいで世に
サイコパスを放ってしまったと思い悩み苦しみます。
親としては誰にも知られないようにするという選択をしてしまうものなのかなと
映画を見て思いました。そして、娘が欲しがってる他人の物を「死んだらくれるって言ってたよ。」と
無責任に言ってしまうお父さんが原因を作ってたようにも思いました。
出演=ナンシー・ケリー、パティ・マコーマック
]]>1986年、用水路で首をストッキングで絞められ、全裸で手足を縛られた
女性の遺体が発見された。田舎町で起きた殺人事件はなかなか捜査が進まず
ソウルからテユン刑事が派遣されてくる。
地元のパク刑事は彼女に好意を持っていたクァンホという男を脅して
自供させるが、犯人であるという立証はできなかった。
雨の降る日、また両手足を縛られ下着を頭にかぶせられた女性の遺体が発見される。
以後、同じ手口による惨殺事件が連続で発生する・・・。
<感想>
実際に起きた「華城連続殺人事件」をテーマにした映画。
この映画の公開の頃はまだ未解決事件でしたが、
2019年、義理の妹を殺害した罪で服役中だった男が
DNAの一致により犯人と確定されました。
未解決のままになるんだろうなと思っていたので犯人が逮捕されたというのも
驚いたし、結婚していた事も、奥さんの姉妹を性的暴行のすえに殺害したというのも、
華城市の被害者は9人だったけど他の所でも殺していて14人殺してるというのも
驚きました。行く先々で強姦しては殺してたってことでしょ。恐ろしすぎる。
出演=ソン・ガンホ、キム・サンギョン
]]>ニューヨークの郊外。富豪のジェイ・ギャッツビーの大邸宅では
夜毎、豪華なパーティーが開かれていた。
隣に住むニックはその様子を観察していた。
ある日、ニックの元にギャツビーからパーティーの招待状が届く。
その後もニックはギャツビーの邸宅に招かれるようになる。
ニックはプロゴルファーのジョーダンから
ギャツビーがニックの従妹のデイジーに会いたがっていると聞かされる。
ニックの手筈でギャツビーはかつての恋人・デイジーと再会する・・・。
<感想>
お金持ちのお遊びに振り回された一途なギャツビーさん。
眼鏡屋の看板。見てるよね。
デイジーみたいに都合の悪い事は無かったことにできる女は強い。
出演=ロバート・レッドフォード、ミア・フォロー
]]>数学の講義を受け持つ教授のランボーは難解な数式の問題を
大学の廊下の黒板に出題する。
大学の清掃員の仕事をしているウィルは清掃中に黒板を見つけ
正解を書き込んだ。
ランボーは生徒たちに誰が解いたのか聞くが誰も名乗り出なかった。
更に難しい問題を黒板にに出題するとウィルが何かを書き込んでいるのを
ランボーは見つける。そこにはまた正解が書き込まれていた・・・。
感想
異次元の天才的頭脳を持っていても心は傷つきやすい普通の青年だったのね。
頭がいいがゆえに傷つかないように先の先まで予想して心を開かないウィルに
対して「愛してる」と感情をさらけ出すスカイラーもよかったし、
一歩踏み出す勇気を与えた親友のチャッキーもカッコよかった。
教授とウィルの心の交流が見どころなんだろうけど、
その他の場面の方が心に残りました。
出演=ロビン・ウィリアムズ、マット・デイモン、ベン・アフレック、ミニー・ドライバー
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アルジェリア。陸軍中尉のシャルル・サガンは部隊を率いて戦闘訓練に励んでいた。
そんな彼を令嬢のマドレーヌが見つめていた。
ある日、サガンに出動命令が下る。
フランス軍の窮地を救ったサガンはパリ行きを命じられる。
そこで記者のルイーズと出会う・・・。
<感想>
砂利パンが出てきた。前半は砂漠を見る映画。長い。
パリ編はドヌーブさんが美しい。
がっつき過ぎ。「ゆっくりよ」って言ってるのに。
後半は戦闘。ソフィー・マルソーと結婚、また戦争。
え?妻より昔の女が好きなの?確かにきれいだけど。。。
出演=ジェラール・ドパルデュー、カトリーヌ・ドヌーヴ、ソフィー・マルソー
]]>1992年、冬。親に捨てられた少年・篤は似た境遇の啓太と悟と
軽食喫茶を営む山形光男と仁科涼子の元で暮らしていた。
ところが、涼子のヒモだった貴船が出所し、涼子を訪ねて来て
暴力を振るうようになる。
篤と啓太と悟はクリスマスイブの日に貴船を殺害する。
涼子は三人をかばって服役。三人は離れ離れになる。
それから25年。篤は富山県警の刑事になっていた。
ある日、篤はラーメン屋で悟と再会する。
悟は東京でガラス店を営んでいるが経営が苦しく、啓太にお金を借りに行こうとしていた。
翌日、悟は刺殺体となって発見される・・・。
<感想>
みんな何かを隠してる感じだったから
なにかあるのかと思ったらあっさり解決した。
謎解きではなく、事件をきっかけに後ろ暗い過去と
向き合うことになるという話。
出演=岡田准一、小栗旬、柄本佑、安藤サクラ、吉岡秀隆、長澤まさみ、木村文乃
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