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黒い画集 あるサラリーマンの証言2009.04.27 Monday
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ストーリー
一流会社の管財課長の石野は家庭がありながら同じ課の梅谷と不倫関係にあった。
その日もいつものように会社が終わると梅谷のアパートへ。
しかし帰りに偶然近所に住む杉山と出くわして挨拶をかわしてしまう。
その後、杉山が向島であった殺人事件の容疑者として逮捕されるが
杉山はその時間は新大久保で石野と会ったと証言。
警察に質問された石野は本当の事を言えば不倫がバレてしまうと思い
会っていないと証言する。。
嘘に嘘を重ねた結果自分にふりかかってくる話なのですが
男ってあんなもんでしょうね。
家庭も会社での地位も世間体も大事だけど
せっかくの若い女も手放したくないという・・・。
そして女もあんなもんでしょう。
不倫の関係も楽しいけど若い男の子達とも遊びたいし
そこそこの稼ぎのある人と結婚もしたい・・・。
「絶対大丈夫」というのは「絶対に無い」という勉強になりました。
余談ですが小池朝雄が入江雅人に似てるなぁと思いました。
出演=小林桂樹、原知佐子、菅井きん、
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スコブルイー/酒井雄二2009.04.27 Monday
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吉田戦車さんを読んだ世代ならムフフと笑ってしまうマンガだと思います。
そしてゴスペラーズ=バラード=静かな人達と
いまだに思ってる人にも素敵な刺激を与える本だと思います。
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CHANDELIER/石井竜也2009.04.27 Monday
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これがまたすごくいいアルバムで、どうして世の中大騒ぎにならないのかしらと
思うほどにハマりました。
70年代のディスコブームと昭和が好きな人の耳になじむ音楽だと思います。
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黒い画集 ある遭難2009.04.26 Sunday
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ストーリー
江田、橋浦、岩瀬の三人は山で遭難し、岩瀬は黒部渓谷で転落し死亡した。
岩瀬の姉は登山初心者の橋浦が助かったのに
なぜ経験者の弟は死んでしまったのか疑問を持つ。
後に橋浦は岩瀬の冥福を祈り、山での出来事を雑誌「岳人」に書いた。
それを読んだ岩瀬の姉は更に疑問を持ち、登山に詳しい従兄に相談。
ある日、岩瀬の姉は登山のリーダーだった江田を夕食に誘い
弟の遭難現場に花を捧げたいのだが自分は登山は無理なので
従兄と一緒に山に登って遭難現場に案内して欲しいと頼む。。。
心理的に怖い話でした。ポイントとしては
なぜ、岩瀬はあんなに疲れていたのか?
なぜ、初心者の橋浦は助かったのに岩瀬は死んだのか?
なぜ、悪天候になると知っていたのに山に登ったのか?
なぜ、必要な地図を置いてきてしまったのか?
などの点を後半に出てくる岩瀬の従兄と一緒に考えていくと
気分は名探偵になれます。
一見、優しい人というのは実はとても冷酷な人間でもあるということを
教えてくれる映画でした。
出演=伊藤久哉、土屋嘉男、児玉清、和田孝、香川京子
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ゴスペラーズ坂ツアー2005 G102009.04.24 Friday
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だからこれは大事な大事なDVDです。
副音声付きなのでこの歌の時はこうだったとか
裏話が聞けて更にゴスにハマる内容でした。
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危険な女2009.04.24 Friday
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ストーリー
ある地方紙に小説を連載している作家の杉本は売店で偶然
自分の小説が面白くて新聞を買っているという女性に会った。
杉本は嬉しくてもう一度彼女に会いたいと思い、再び売店を訪ねると
既に女性は新聞を買うのをやめていた。
これから話が面白くなっていくというところなのになぜ?と疑問を持った杉本は
女性が購読をやめた日を調べてみると臨雲峡で心中事件があったという記事が載っていた。
心中した庄田という男を調べてみると心中するような男ではないらしい。
杉本は彼女の過去を調べだした。。。
松本清張の「地方紙を買う女」。
ドラマ化もされましたが
私は、こっちの方が淡々と進んでいくので面白かったです。
大滝秀治さんが悪いヤツなんだわ。
若い頃はああいう役もやってたんだなと思いました。
出演=渡辺美佐子、芦田伸介、高友子、大滝秀治、佐々木すみ江
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情事の終り2009.04.24 Friday
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ストーリー
第二次世界大戦下のイギリス。作家のモーリスは取材で官吏とその妻サラと知り合う。
モーリスとサラは愛し合うようになり、夫の出張中にモーリスの部屋で会っていたが
そこにドイツ軍の爆撃が。モーリスは負傷し、その姿を見たサラは
彼の前から姿を消す。そして一年後。。
この時代はストーカーなんて言葉はもちろん無かったわけだけど
この映画を見てストーカーに変貌する人の心理が分る気がしました。
途中で出てくる探偵のセリフがナイスで、抜粋しますと・・・
「嫉妬は悪い事ではありません。むしろ真の愛の証とさえ言えます。
嫉妬こそすべての原因なのです。恋をしないことには嫉妬は成立しません。
恋をすることは相手を所有しようと欲すること。
所有しようとするといろいろな疑惑が生じてくる。
疑惑を抱くから人は嫉妬するのです。何もかも愛による結果なのです。人間の高貴な欠点。。」
つまり愛するがゆえに嫉妬して疑って怒りが生じて憎悪に変わる。。
とても勉強になる映画でした。
出演=デボラ・カー
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相棒-劇場版-2009.04.20 Monday
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それらの記号がチェスの棋譜であることに気付いた警視庁特命係の
杉下と亀山は独自に捜査を進める。。。
推理とアクションと警察の闇の部分と・・・とにかく、いろいろなものが
盛り込まれていて面白かったです。
警察組織の様子が日本独特で外国の映画の警察のシーンと
比べてみるのも面白いと思います。
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愛の流刑地2009.04.06 Monday
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ある夏の日の明け方。小説家・村尾菊治は自分の仕事部屋で
不倫関係にある人妻の冬香と愛し合っていた。
そして冬香の声に誘われるまま彼女の首に手をかける。。。
まず、出演している男性は私の世代の大好物俳優ばかりでした。
二人の情事のシーンがもちろん中心なんだけど
長谷川京子が演じる検事・織部と冬香の対比が私にとっては見どころでした。
冬香は村尾を自分だけのものにして幸せだったけど
織部の相手は愛してくれてないものねェ。
やっぱり、女は大人しくて優しくて淫乱な方が男に大事にされるんだと思います。
出演=豊川悦司、寺島しのぶ、長谷川京子、仲村トオル、佐藤浩市、陣内孝則
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ハリーとトント2009.04.02 Thursday
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ニューヨークに住む老人のハリーは区画整理のため
アパートの立ち退きを余儀なくされた。
仕方なく長男の家に行くが長男の妻の重荷になっていることを感じ
シカゴに住む娘に会いに行くことにする。
しかし、猫のトントも一緒のため飛行機には乗れず、バスで行くことになるが
トントのトイレのためにバスも降りなければならなくなり
中古車を買いシカゴを目指す。しかし途中でヒッチハイクでコミューンを目指す
ジンジャーという娘と出会い、彼女の勧めでハリーの
昔の恋人に会いに行くことになる。。。
渡辺淳一氏が年甲斐も無い生き方をした方がいいと言ってましたが
この映画もまさにそれだなと思いました。
ニューヨークで頑固に生きていたハリーが
旅をして人と出会うたびに生き生きしていく姿を見て
年をとったら大人しくしなきゃいけないってのは違うなと思いました。
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