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さらば、わが愛〜覇王別姫2010.06.16 Wednesday
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小豆子は娼婦の母親に連れられ京劇の養成所に入れられる。他の子達からいじめられる彼を
小石頭はいつもかばってくれた。二人は成長し小豆子は女役で芸名を程蝶衣に、小石頭は男役で
芸名を段小と改め、「覇王別姫」のコンビとして人気役者となる、、、。
いやいや壮絶な人生です。ちょうど日本軍が中国へ侵略して行った頃から文化大革命が終わる頃を
生きた若者達の話なのですが時代によって芸術が称賛されたり弾圧されたりで
あの時代に生きてた人達は本当に大変だったと思う。
一番の見どころは過去の罪を摘発させられる場面で、お互いを罵倒して命乞いをする姿に
本当に殺されそうになった時は相手を思いやる余裕なんて無くなってしまうんだなと思いました。
それから二人の友情の間に入ってきた女性・菊仙の存在ね。
妻としては立派なんだろうけどこれが芸人の妻となると妨げになるタイプなんでしょうね。
でも純粋に夫を愛して信じていただけに孤独でかわいそうな女性だと思いました。
公開当時は同性愛の映画みたいに言われていたけど愛されずに育った者同士の不器用な
性別を超えた愛の話だと思いました。
出演=レスリー・チャン、チャン・フォンイー、コン・リー
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洲崎パラダイス 赤信号2010.06.10 Thursday
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お金も仕事も住むところもない蔦枝と義治は洲崎に流れ着く。
橋の向こうは遊郭。二人は橋のたもとの小さな飲み屋の世話になることにする。
蔦枝はそのまま店で働かせてもらうことになり義治は飲み屋のおかみさんの
紹介でそば屋で働くことに・・・。
最初は義治がダメな奴だと思ったけど途中から蔦枝が義治をダメにしているというのが
分った。遊郭のおばちゃんが言ってたように蔦枝も体が寂しくなっちゃう女なんだね。
でも義治が最後に少しだけ男らしくなったのが救いといえば救いかも。
出演=新珠三千代、三橋達也、轟有紀子
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WILD PEACE TOUR FINAL@さいたまスーパーアリーナ /東京スカパラダイスオーケストラ2010.06.10 Thursday
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評価:
東京スカパラダイスオーケストラ
カッティング・エッジ
¥ 2,970
(2007-05-09)
ハナレグミくんがツボにハマッた欣ちゃんがカッコよかったです。
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胸より胸に2010.06.10 Thursday
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ストーリー
戦争で両親を失った志津子は浅草のストリップ小屋で働いていた。
志津子は大学の助教授の波多野と出会い惹かれるが
住む世界が違うと感じ波多野と別れて同じストリップ小屋でトランペット吹きをしている
吉植と結婚する・・・。
だめんず勢揃いってくらいに志津子は男運が悪いです。
個人的には波多野が一番嫌いなタイプ。自分の意見が通らないとすぐ怒鳴って
しかもプライドが高くて世間体を気にするし人を見下してるところも鼻につく。
ヒモ男も損得で動く男も嫌だけど。。美人で素直な子ってのはダメな男を
引き寄せるよね。
そして男に別れを理解してもらうために会いに行くなんてとっても危険だということが
この映画からも分ります。別れ話は第三者を入れましょうね。
出演=有馬稲子、水戸光子、久我美子
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煙突の見える場所2010.06.07 Monday
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緒方は妻・弘子と暮らす平凡な男。家の二階には税務署に勤める久保と街頭放送所の
アナウンサー仙子の二人の下宿人がいる。久保は隣室の仙子の事が好きなのだが
いつもはぐらかされている。
ある日、緒方は弘子が自分に内緒で競輪場で働き貯金をしていた事を知り
裏切られた気持ちになる。それから間もなく、家の縁側に赤ん坊が置き去りにされており
弘子の前夫の手紙が添えられてあった・・・。
東京の北千住のおばけ煙突が見られます。(今はありません)
赤ん坊を3日間泣かせ続けるなんてあまりにもって感じがしました。
戸籍の事も捨て子の事も警察に行って事情を話せばすぐに解決
しそうなことなのにただじっとしていて身の上話をしたかと思ったら
一人で生きていきたいと言い出し、かと思うと急に泣き出したり面倒くさい人だなと
思いました。そして自殺しようとしている妻を目前に「どうやってとめるんですか?」って
人に聞いてる夫も変。頼りない夫婦を見かねてしっかり者の若者たちが
テキパキ動くのが気持ちよかったです。
出演=上原謙、田中絹代、芥川比呂志、高峰秀子
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たそがれの東京タワー2010.06.05 Saturday
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ストーリー
洋裁店のお針子の京子は東京には住んでいるものの貧しいため
華やかな街とは無縁の生活をしていた。しかし、一度くらいは・・・という気持ちが芽生え
店のコートを着て東京タワーへ出かけてしまう。
展望台で京子は修理工をやっているという青年・津田と知り合い、次の土曜日も
東京タワーで会おうと誘われる。
津田に会いたい気持ちから京子はまた店の服を着て出かけてしまう・・・。
若い女の子が東京の街をおしゃれして歩いてみたい。素敵な恋をしてみたい。と
思う気持ちは可愛らしいとは思うんだけど、店から借りた服でそこらへんに座ったりするのが
見ていてヒヤヒヤしました。ちょっと京子のような子は見ていてイライラしてしまう。
メロドラマだから仕方ないね。
出演=仁木多鶴子、小林勝彦、見明凡太朗、市田ひろみ、
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モニカ・ベルッチの恋愛マニュアル2010.06.05 Saturday
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愛と性をテーマにした4つのエピソード。
「エロス」 事故で半身不随になりリハビリに励む青年が美人療法士に熱い視線を注ぐ・・・。
「妊娠」 人工授精に励む夫婦の奮闘記。
「結婚」 幸せを夢見るゲイカップル。
「過激な愛」 中年男性が若い娘との恋にハマリ込む・・・。
邦題はモニカ・ベルッチの〜となってますが原題の「イタリア的、恋愛マニュアル2」の方が
しっくりくると思います。
ラジオ番組のコーナーに寄せられたエピソードという設定で物語りに入っていくので
つながりがきれいです。
で、一つずつ感想を述べると「エロス」はあんなセクシーな療法士に足をマッサージされたら
誰だって興奮するって。それにしてもモニカ・ベルッチってエロいなぁ。
次の「妊娠」はドタバタもので、精子を紙コップに出す時に
エロ雑誌で子供を作りたくないからモナリザで・・・ってところが面白かったです。
「結婚」はゲイカップルってどちらかは男らしいのかと思ってたけど両方なよなよしてる場合も
あるんだなと思いました。意外とヨーロッパの方が日本より差別がキツイのかも。
最後の「過激な愛」は、ある意味青春ものです。何歳になっても恋に落ちるとおバカになって
周りが見えなくなってしまう。でもそんな恋愛を「すばらしい経験だった!」と振り返るシーンは
中年になった私もジーンきました。
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海岸線のホテル/ザ・タイツメン2010.06.04 Friday
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覚えやすくて映画を見た後ずっと曲が頭でまわってました。
この曲があまり世間で知られてないのは勿体無い。
温水さんがメインボーカルのザ・フレッシュ・フォー「あなたのフリをして」も入ってます。
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GSワンダーランド2010.06.04 Friday
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68年、グループサウンズが全盛期の頃。ファインレコーズでも新人バンドを探していた。
そんな時、ビルの屋上で練習していたマサオ達3人はスカウトされる。
しかし会社が用意していたのはオルガンが入ってる曲。そこで事務所は急遽、
歌手志望のミクをピアノが弾けるということで男装させてメンバーに加えることに。
こうして4人はザ・タイツメンとしてデビューすることになる・・・。
劇中でザ・タイツメンが歌う「海岸線のホテル」が橋本淳先生と筒美京平先生が作ったというので
それを楽しみに見たのですが、音楽をやりたい、プロになりたいっていう素直な若者達が
プロの世界のいろんなしがらみに巻き込まれて悩み苦しむ姿が青春だなーと思いました。
「やりたいことはウケなくて、知らない誰かの意思で動かされてウケたり廃れたり、、、」の
場面は切なかった。芸能界ってそういう話よく聞きますよね。
出演=水嶋ヒロ、栗山千明、石田卓也、浅利陽介、
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