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テラ戦士 ΨBOY2010.12.27 Monday
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母や幼なじみのモトハルと遊園地で過ごす6歳のMOMOKOは高校生とぶつかりそうになった
瞬間に高校生になっていた。6歳の頃の夢を見ただけかとも思ったがその日からMOMOKOには
ガラスを壊すことが出来る超能力が。そしてモトハルも物を移動させる超能力が身についていた。
そして「ディラスポーラ」というメッセージのもとに不思議なチカラを身につけた仲間たちが
集まってきた・・・。
アイドル映画です。当時の流行りだったエスパーとかテレパシーとか懐かしい
キーワードがてんこ盛りです。BOYが落ちちゃったアレはトライアングルプロの
トライアングルとかけてあるのかな?とちょっと思いました。
桃子さんがすごく頑張っていてとにかく可愛いです。
出演=菊池桃子、井浦英智、竹中直人、益岡徹
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男性・女性2010.12.21 Tuesday
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評価:
アナトール・ドーマン
ギャガ・コミュニケーションズ
¥ 9,980
(2008-02-01)
21歳の青年・ポールは喫茶店で歌手志望のマドレーヌと知り合う。彼女はデビュー盤の録音に
忙しい。二人の仲は進みマドレーヌの友達とも知り合った・・・。
「15の真実」と題して当時のフランスの若者達を綴った映画で、物語の途中に共産主義や
人種差別、環境、中東戦争などを質問したインタビューが入ります。
アメリカ的な生活に憧れる女性たちとマルクス主義をたたえる男性たちのズレが
この時代を表してるのかなと思いました。
個人的にはマドレーヌの腹黒さがいいなと思いました。
出演=ジャン=ピエール・レオ、シャンタル・ゴヤ
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秘蔵の本-禁話のコレクション/吉行淳之介2010.12.21 Tuesday
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エッセイです。それも猥談の。女の子の前でエッチな話をしてモテる男というのは
こういう人なんだなと思います。ストレートなんだけどちょっととぼけたところもあって
それでいて経験豊富で。。。最近、映画の影響なのか人は男女の関係にまで理由や結論を
求めたがるけど、氏もここで書いているように男と女の間というのは怪奇なんです。
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マリッジリング2010.12.21 Tuesday
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25歳のOL・千波は最近仕事が忙しい恋人とすれ違い地気味。
そんな時、千波の部署に新しい課長が赴任してくる。
課長の桑村は妻子のある40歳。ある日の残業後、桑村に食事に誘われた千波は
その日から桑村のことばかり考えるようになる。そして二人は親密な関係になっていく・・・。
渡辺淳一原作物なのですが今までの肉欲に溺れて破滅していくものと比べたら
とても爽やかな、でもせつない不倫ものです。
優しくてカッコいい上司と不倫だなんて夢のような設定。妄想好きにはたまらない映画です。
千波役の小橋さんも透明感があっていいんだわ。
途中で桑村の友達でもある野田課長が指環を外そうとしている桑村に対して
奥さんもかわいそうだし不倫相手にも期待させるようなことをするなって言う場面があって
いいこと言うって思いました。その後で「いいなぁ」ってぽろっとこぼすのも良かったです。
あと千波の恋人、言わなくても伝わってるなんてのは甘い!大甘だよ。
忙しいくらいなら女も仕方ないって思えるけどセックスの途中で寝るなんてのは
男として恥かしい、と私は思うじょ。女ってのはセックスに満足できないとすぐ次の男を
作るからね。
出演=保阪尚希、小橋めぐみ、高橋一生、西尾まり、田口浩正
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シャングリラ2010.12.15 Wednesday
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ストーリー
幼い息子を事故で亡くしたジー・リン。ある日、息子が残したメモと一枚の絵を見つけ
ジー・リンは台湾から中国雲南省のチベット仏教の聖地・梅里雪山に向かう。
そこでジー・リンを待っていたのは・・・・。
まず、主人公のジー・リンも夫も加害者夫婦もみんなが勝手で、でも自分の勝手さに
自分で苦しむ、そういうお話でした。考えさせられる点がいくつもあって、まず
自分の子供を事故で失って相手を許せないと思うと同時に死んだのは自分のせいなんじゃ
ないかっていう気持ちにも苦しむ場面。そして許せないはずの加害者に同情している自分に
苦しむ場面。このあたりは母親としての苦しみ。他に夫との不仲、旅先でのごにょごにょ・・・など
女としての苦悩。 いろんなことに悩み苦しみながら山に全てを浄化され許される。
「プール」が水で癒されるのに対してこちらは山の神に開放される感じ。
で、この映画はぜひ高画質のテレビで見ることをオススメします。
私はアナログテレビで見たのですがこれもっといい画面で見たかったという景色がたくさん
出てきました。
それから、濡れ場がささやかながら出てくるのですがお国がらなのか中国のキスシーンって
最初からぶちゅっとするのね。日本は軽く触れてから徐々にいくじゃない。キスひとつにしても
中国は勢いがあると思いました。
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プール2010.12.15 Wednesday
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大学生のさよは卒業旅行を兼ねてタイのチェンマイに住む母親を訪ねる。
プールのあるゲストハウスで母はオーナーの菊子やビーという少年らと楽しそうに
暮らしている。そんな母に対して素直になれないさよだったがプールに集ううちに
少しずつ心を開いていく・・・。
静かで淡々とした映画。観る人がそれぞれに考える映画だと思いました。
水のある風景っていいですね。あのゆらぎを眺めてるとカリカリしたものが
静まってくるから不思議。母・京子のセリフで「生きて行くのに偶然なんてないと思うし
その時その時で自分の選んだ道を進んでいくの。」というのがあるのですが
以前「if」を見た時にも人は人生の岐路に立った時に自然と自分に最善な方を
選んで生きているものだっていうのがあってこの映画もそういうことを考える映画なんだろうなと
思いました。
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アメリカン・スプレンダー2010.12.15 Wednesday
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評価:
シャリ・スプリンガー・バーマン&ロバート・プルチーニ
アミューズソフトエンタテインメント
¥ 2,650
(2005-01-28)
病院で書類整理の仕事をしているハービーは自分のさえない日常をコミックにしたいと考え
反体制的なコミック作家として成功した友人のロバートに作画を依頼し、これが人気をよぶ。
そして熱心な読者のジョイスと結婚するのだが・・・・。
コミックと本人のトークと俳優が演じる映画の部分とで進行していく面白い作り方です。
主人公のハービーをはじめ病院の同僚達もジョイスもみんなとワイワイ出来るタイプではなく
今でいうとイケテないタイプ。私もそういうタイプなので分る、と思う場面がいくつも
ありました。例えば中古品集め。映画でも言ってたけど本当にたいていは時間の無駄に終わる。
終わるんだけどたまに思わぬ所で掘り出し物を見つけたりするものだからやめられない。
そしてその掘り出したお宝に囲まれて家で過ごすのがまた楽しい。
自分でも分析したことがあるけどツイてないことばかりだと自然とひねくれた性格になっちゃうのよね。
そして、ひねくれてるから人の心の裏を見ようとしたり物事の先を予測したりと疑り深くなる。
人の本心が見えるようになると人付き合いも限られてくる。
でも本当に信頼できる人とだけ付き合えるようになる。
最後は人ってやっぱり一人では生きていけないんだとじんとくるものがありました。
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フェーズ62010.12.03 Friday
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兄のブライアンと弟のダニー、ブライアンの恋人のボビー、ダニーのクラスメイトのケイトの4人は
致死率100パーセントのウィルスから逃れるために海岸へと車を走らせていた。
しかし、途中で車が故障。感染者とは接触しないのがルールだったが、途中で会った
感染者の子供を乗せた車に同乗させてもらい新薬があるという対応センターへ向かう・・・。
変な怖さがある映画でした。ウィルスっていう見えないものの怖さとか人の怖さとか。
ルールは絶対だと言ってた人が最後にはルールなんてどうでもいいと言い出したのは
えー!って思ったけど人間ってそういう生き物なんだと思います。
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Orzボーイズ!2010.12.03 Friday
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ストーリー
いたずらが過ぎて先生にうそつき1号・うそつき2号というありがたくないあだ名をつけられた
やんちゃな二人の少年。家庭環境が複雑な彼らは空想の世界に憧れていた。
兄弟のように仲がよかった二人だったが・・・・・。
子供の頃って大人になれば学校にも行かなくていいし宿題もないし楽しい日々が待ってると
思っていたけど、いざ大人になれば二度とあの子供時代に戻ることは出来ない。
そういう感傷を感じた映画でした。子供が感じる大人の身勝手さや理不尽さ。
大人にとってはたいした意味のない行為や発言も子供はとても傷つく。
それでも子供は与えられた環境の中で精一杯生きて行くしかない。
私も思い返してみればいつの頃からか人に期待することをしなくなった。
がっかりしたくないから最初からあてにしない。
大人に裏切られて身についた自分を守るすべなのかもしれない。
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架空の主題歌2010.12.03 Friday
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文章も透明感があるきれいな文を書く人だなと 思いました。
お父さんと動物園に行った話は泣きそうになりました。
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