-
あの胸にもういちど2011.07.22 Friday
-
早朝、レベッカは寝息を立てている夫から離れ、素肌にバイクスーツを着て部屋を出た。
そしてハーレーに乗り、隣国に住む恋人・ダニエルに会うために出発する。
疾走中、レベッカの脳裏にはダニエルとのこれまでの情事の数々が浮かんでくる・・・。
人妻とはいえ十代の女の子がミステリアスで床上手な大人の男性と交わってしまったら
簡単には抜け出せないわよね〜。
こういうのは体が求めてるだけで数ヶ月もすれば嘘みたいに治まる病気みたいなもの
なんだけど覚えたての頃は我慢できないし、それが恋だと勘違いするし、
彼も同じ気持ちでいて欲しいと思いつつ片隅では彼は自分の事なんて
大事に思ってないって分ってる苦しさ、女性なら共感できると思います。
出演=マリアンヌ・フェイスフル、アランドロン
-
隣りの女2011.07.20 Wednesday
-
どの作品の主人公も不器用でどちらかといえば地味で目立たないタイプで
行動を起こすと裏目に出てしまう。。。
表題の「隣りの女」の主人公はかなり大胆な行動を起こしたけど主婦も恋をするというテーマが
この時代に既に書かれていたということで最近始まった贅沢病という人もいるけど
そうではなかったと納得しました。
あと、「胡桃の部屋」の主人公みたいなタイプは今は多いんじゃないかなって思います。
人のために自分を犠牲にしてきたような気でいるけど結局は怖気づいて逃げてるだけで、
自分が思ってるほど他人からはあてにされて無いことに気がついてない。
世話好きといえばそれまでだけど感謝される事を期待してるからがっかりしちゃうんだわね。
-
スチューデント2011.07.19 Tuesday
-
教員試験に向けて勉強中のバランティーヌは息抜きで訪れたスキー場でエドゥアールという
作曲家と出会う。パリに戻り、軽い気持ちで彼とデートをするが恋に落ちる。
お互いに忙しくなかなか会えないため電話で愛を深めていくがエドゥアールには別れた妻子がいて
今でも関係が続いていることや彼が女性関係にだらしないことも知りバランティーヌは彼と
別れる決心をする・・・。
ポケベルすらない時代だから公衆電話から掛けたり、ちょっと席を外した時に
電話が掛かってきて出られなかったりというのが懐かしいなと思いました。
でもバランティーヌが真面目すぎて気が強くて短気というふうに表現されているけど
日本だったらバランティーヌのような子は普通じゃないかなぁ。
それより浮気は好きじゃない女と寝てるだけなんだから悪くないって言い切って
おまえも自由になれ!なんて言う男の方がおかしい気がするけどフランスでは
浮気は趣味みたいなものなのかしらねぇ?
出演=ソフィー・マルソー
-
あなたには帰る家がある2011.07.12 Tuesday
-
気持ちが入ってしまうものだけど訓練されてない女は本気になって自分が信じたい方へ
いいように解釈して爆発してしまうからね。
大人しくて物分りのいい女が一番危険だってことが男は見抜けないのね。
不倫を盛り上げようと思って「愛してる」とか「妻より先に出会いたかった。」とか
言っちゃダメよ。
-
ほどらいの恋2011.07.10 Sunday
-
恋はほどほどの距離を保っておいた方がお互いに心地いい。と私も思う。
この小説の女性達はそういう曖昧さにいらつき悩むけど
私のように女が距離を取りたがる場合もあります。
だから小説の中の男達の煮え切らなさがすごく共感できました。
-
ノルウェイの森 下2011.07.09 Saturday
-
エッチな小説としか思わなかったかもしれない。今の年齢で読むと
それぞれの喪失感が理解できます。
-
ノルウェイの森 上2011.07.02 Saturday
-
男で暇つぶしをしてしまうんだなと共感しました。
直子やレイコさんのように自分は病んでいると気付いてる人が正常で
人をだましたり傷つけたりしても平気で生活してる人の方が本当は病んでいるんだと思います。
< 前のページ | 全 [1] ページ中 [1] ページを表示しています。 | 次のページ > |