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スコルピオンの恋まじない
評価:
ウディ・アレン
ポニーキャニオン
¥ 4,950
(2006-07-19)

ストーリー
1940年、NY。保険会社の調査員C.W ブリックスは風貌はさえないが
腕利きの調査員。最近入社したリストラ担当のベティ=アン・フィッツジェラルドとは
犬猿の仲だが同僚の誕生パーティーで二人はあるキーワードを聞くと恋心を抱くという
催眠術をかけられる。そして、その日を境に宝石泥棒が多発する・・・。

ラブコメディです。催眠術のうさん臭さが面白かったです。
そしてコメディなんだけど仕事も出来て堅い女にかぎって変な男に
引っかかるというところは現実にもある話なので
笑いながらもちょっと考えさせられる映画でした。

出演=ウディ・アレン、ヘレン・ハント
posted by: みな | 映画(洋画) | 14:42 | - | - |-
あらかじめ失われた恋人たちよ
 ストーリー
饒舌な青年哮は強盗をして気ままな旅をしている。ある日、スーパーの開店の宣伝に
雇われて店の前で彫刻のように動かない男女に心を惹かれ二人について行く。
二人は聾唖者で手話で会話する二人の世界に哮は入り込むことが出来ない。
それでも二人から離れられない。そしてある時から哮は話すのをやめた、、、。


明るくて饒舌で人懐っこくて調子のいい人間も聞こえない人の前じゃ
しゃべればしゃべるだけむなしくなってしまう。
ATG映画なので実験的というかストーリーは無いようなもので
自分なりに感じて考える映画です。
BSの番組で桃井さんが言ってましたがこの映画の時に桃井さんは
19歳で処女でバレエ留学から帰国して間もないお嬢さんだったのに
セックスシーンを演じなければならない!ということでハウツー本を読んだそう。
(あまり参考にならなかったそうです)
確かにセクシーなラブシーンというより体当たりな感じがします。

出演=石橋蓮司、桃井かおり、加納典明
posted by: みな | 映画(邦画) | 16:30 | - | - |-
愛とセックスとセレブリティ
評価:
---
ビクターエンタテインメント
¥ 3,164
(2010-08-27)

 ストーリー
顔がいいことだけが取り得のニッキはクラブに通っては金持ちの年上女性を口説き
性的関係の対価でセレブ生活を送っている。
しかし、ウェイトレスのへザーに一目惚れをしてから彼のジゴロ生活に変化が、、、、。

性的描写が多いけど、それ以外にお金と愛について考える映画でした。
ニッキを囲っていたセレブ女性は仕事も出来るし豪邸にも住んでるし性格もいいのよ。
だけど、もう女の魅力では男を繋ぎ止められない年齢だと自分で分ってる。
アラフォーの私もそろそろ女として扱われない年齢だなって思ってるところなので
この寂しさはすごく分るって思いました。
そして若さと美貌を持つヘザーのあの決断は現実的だと思いました。
ニッキが最後にはちゃんと自分で働いて家賃を払える生活が出来るようになったのは
ひとつ大人になったねと思いました。

posted by: みな | 映画(洋画) | 17:46 | - | - |-
みすゞ
評価:
荻田義久
紀伊國屋書店
¥ 4,096
(2004-05-22)

ストーリー
叔母の死後、母親が叔父の後妻となったため下関で暮らすようになった金子テルは
叔父から任せられた書店の店番をしながら金子みすゞのペンネームで詩を書くようになる。
やがて西条八十の目にとまり、テルの詩は雑誌に掲載されるようになる。
しかし、家の奉公人の葛原と結婚してから葛原に詩を書く事を禁止され、彼の放蕩により
生活も苦しくなり離婚を決意するが葛原は子供を引き取ると言い出す・・・。


詩人だけあって空想の世界に住んでるような人だったのかな?と思いました。
それだけ純粋で優しい性格の人だったんだろうけど自分の考えを何も言わないのもねぇ。
昔の女の人は言えなかったのかな。
ただあの夫の気持ちも少し分る。自分より優秀な女が妻だとああいう嫌がらせをしたくなる
んだろうし、それでも妻は何も文句を言わないとなると馬鹿にされてるような気持ちに
なるんでしょうね。
posted by: みな | 映画(邦画) | 16:44 | - | - |-
踊り子
ストーリー
浅草のレビューで踊り子をしている花枝と夫の山野の元に花枝の妹・千代美が
どうしても東京で暮らしたいと金沢から上京してくる・・・。

奔放な妹は仕方ないなって思うけどそれを全て許してしまう姉に問題ありのような
気がしました。義妹にいいように転がされる男も情けないけど、妹と夫の間に子供まで出来て
あんなすんなり許せるものかい?(振り付けの先生との子供かもしれないけどね。。)
そして子供が出来ただけでも大罪なのにずるずる義妹と関係を続けてる男も男だよ。
若い時に見たら千代美の奔放さしか残らなかったかもしれないけど
実は千代美もかわいそうなんだよね。男のずるさと女の哀しさを感じる映画でした。

出演=淡島千景、京マチ子、船越英二

 
posted by: みな | 映画(邦画) | 15:16 | - | - |-
今のままでいて
 ストーリー
造園設計士のジュリオは妻と娘がありながら女子学生のフランチェスカと恋に落ちる。
しかし、フランチェスカが昔ジュリオの前から突然消えてしまった恋人の娘だと知り、
フランチェスカは自分の娘かもしれないと疑惑を持つ・・・。

男ってのは困ったもんだと思いました。自分の娘と変わりない年頃の、
しかも自分の実の娘かもしれない(おそらく実の娘)女の子にのめり込んでしまうんだものね。
まあ、ジュリオにしてみればかつて愛した人の娘だから好きなタイプではあるんだろうし
フランチェスカにしても父親のような安らぎを感じるというのは分らないではないけど。。
でも最高に幸せなときに別れたいというのはいかがなもの?
私だったらもったいなくてどちらかが飽きるまで続けちゃうなぁ。

出演=マルチェロ・マストロヤンニ、ナターシャ・キンスキー
posted by: みな | 映画(イタリア) | 16:04 | - | - |-