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虹いくたび/川端康成2011.11.27 Sunday
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無垢なのか狙いなのかとにくムカツク。自分は常に正しくて優しいって
自分で思っちゃってる女で奔放な行動をする姉の事を心配してるようで
実は見下してるのよね。そして何も分かってないのに口出しして詮索する。
姉の苛立ちとか突っ掛りたくなる気持ちがよーく分かりました。
実の母親に育てらてた三女はあまり出てこないのですが最後の場面で
長女と三女は好きなタイプだなって思いました。
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ボン・ヴォヤージュ2011.11.26 Saturday
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1940年。ドイツ軍によるパリ侵攻で大混乱の中、しつこくつきまとう男を殺してしまった
女優のヴィヴィアンヌ、殺人犯にされてしまった彼女の幼なじみのオジェ、オジェと脱獄する
囚人のラウル、列車で知り合った女学生のカミーユ、カミーユの恩師である教授、それぞれが
自分の目的のために奔走する。
ヴィヴィアンヌ役のイザベル・アジャーニがこの時48とか49歳くらいなんだけど
若い女優の役っていうのがまずすごいと思いました。髪型とか帽子とかで
うまくシワっぽいところは隠してるんだろうけど、でも輝きは昔と変わらないです。
それに生きるために次々と使える男に乗り換えていくところもひどい女なんだけど
どこか滑稽で憎めないというのもイザベル・アジャーニだから出せるキャラなのかな
って思いました。
出演=イザベル・アジャーニ
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殺意の夏2011.11.25 Friday
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南仏の田舎町。青年フロリモンは街に移り住んできた美しい娘のエルに
心を奪われる。ある日、エルはフロリモンの家の納屋で自動ピアノを見て驚き、
それ以来フロリモンの家に住みつく。エルには心に誓っていた事があり、それを
実行しようとしていた、、、。
強姦シーンがあまりにも残酷で復讐したくもなるよって思いました。
それとは別に男ってのはエッチな気分になった時は相手の気持ちなんて
考えてないっていうのがなるほどねって思いました。
シャベルで殴り殺されたあのおじさんも殴られて当然よ。
うちの義妹が「子供だから」ってよく幼稚園の娘を裸で外で遊ばせるんだけど
公園の管理人に「幼児の写真を撮る人がいるのでやめてください。」と
何度も注意されるのね。それでも義妹は「私の田舎ではみんなこうだから。」
ってやめない。私も管理人さんと同じ意見で、女の子は子供だろうと
おさわりOKにしちゃダメだと思う。もしも!って事があった時に一生心が
殺されたままで生きていかないといけないくなるんだから。
出演=イザベル・アジャーニ
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恋愛上手になるために2011.11.02 Wednesday
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恋人のドーラと倦怠期をむかえているゲリーはかつては
ヒットを飛ばしたこともあったが今では鳴かず飛ばずのミュージシャン。
昔のバンド仲間が解散後に仕事で成功して別荘を持つほどの生活をしているのを知り
ドーラとゲリーの間にはますます距離が出来てしまう。
そんな時、ゲリーの夢の中にアンナという女性が現れる。美しく、彼に尽くし励ましてくれる
アンナにゲリーは夢中になり、彼女の夢を見るために部屋を眠りやすく改造し、眠りのセミナー
にまで参加する・・・。
やっぱり夢は夢なんだよね。現実の世界でも遠くで見てるだけの存在の時は
相手を美化して理想の人だと思うけど付き合ってみると思ってたのと違ってた
っていうのはよくあるしね。自分にとって耳の痛い事を言ってくれる人こそ
大事にしなければいけないんだと思います。
あと、ゲリーの友人が、自分が捨てたはずの妻が悲しむどころか新しい男を作って
幸せそうにしてるのを知った時のあのセリフにはあきれました。
俺を思いながら寂しく暮らして一生俺の帰りを待ってて欲しかった。女に飽きたら
帰るかもしれないんだ。だと?!
おだってんじゃねー!と思いました。(宮城県ではふざけんじゃねー!の意味です。)
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