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昼下がりの決斗2012.11.24 Saturday
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元保安官のスティーブは二人の護衛をつけて金山から掘り当てられた
金を預かり山道へ入る。
途中の牧場で夜を明かすことになるがそこの娘・エルサが山に住む婚約者のビリーに
会うため、家を抜け出して彼らに同行する。
しかし、ビリーとの生活は彼女が思い描いていたものとは違っていた。
見かねたスティーブたちは彼女を救い出すがビリーたちから恨みをかうことに
なってしまう・・・。
エルサみたいな世間知らずな夢見る夢子さんって結局みんなに
迷惑をかけるのよね。親まで巻き込んでさ。
助けてくれた人はみんな死んだのに自分は思ってくれる人と
まんまと結ばれるなんて納得がいかないわ。
でもああいう自分中心な女が最後は幸せになるのかも。
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本日休診2012.11.19 Monday
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戦後の再出発から一年の記念日として三雲医院は「本日休診」の札を出し
看護婦さん達は温泉へ出かけて行き、残った先生はまずは昼寝でも・・と
思ったのだが婆やの息子が発作を起こす。息子の気を静めた後、今度は
警官が大阪から知り合いを頼って上京してきたが暴漢に襲われた挙句に
持ち物も盗まれたという若い女性を連れてくる。その後も急なお産や
盲腸患者など休む暇がない・・・。
「料理が上手な女は色好み」って当たってるかもって思いました。
それと先生の台詞で
「産むことより幸福に育てられるかどうかを先に考えることが本当の
親の愛情だ。生まれたからにはみんな幸せになること。」というのが
あってその通りだなと思いました。
私の周りでも「子供さえ生まれたら幸せになれる」とか
「子供がいれば私の人生は完璧なものになる」とか言ってる人が
いるけど子供の幸せについては考えてないものね。
自分の子供を「快楽の結果」と言い切った人もいます。
そういう人たちにこの映画を見せてやりたいけど絶対見ないだろうなァ。
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お早う2012.11.13 Tuesday
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東京郊外の小住宅が立ち並ぶ一角の日常。
小津映画のカラー映画です。
大人の世界と子供の世界を描いたコメディです。
子供のくせに余計なことを言うなと言われて一切喋らない作戦に
出るというのが子供らしい。あの弟も可愛いし。
すぐにパンツを汚しちゃう彼はかわいそうだけど面白かったです。
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泥の河2012.11.13 Tuesday
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ストーリー
河辺にある食堂にいつも立ち寄る荷車のおっちゃんが事故で死んだ。
ある朝、食堂の息子・信雄は荷車から鉄屑を盗もうとしていた少年・喜一と出会う。
喜一は最近対岸に現れたみすぼらしい舟に母と姉と住んでいた。
信雄の父は夜はあの舟に行ってはいけないと言う。しかし父と母は
喜一と姉を家に招き暖かく接した。
楽しみにしていた天神祭りの夜、信雄と喜一は人ごみでお金を落としてしまう。
喜一はしょげてる信雄を元気づけたくて舟に信雄を誘う・・・。
なんといっても加賀さんがキレイよ。
ちょこっとしか出てこないんだけどそのちょこっとが強烈な印象を残します。
あんなに綺麗で優しいお母さんなのに、、、生きていくって悲しい。
昔はあれくらいの年齢で大人の世界を見てしまって「大人っていろいろあるんだな」
と自然と覚えたものです。
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ニッポン無責任時代2012.11.13 Tuesday
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平均(たいらひとし)はバーで小耳に挟んだ話にうまく乗っかり、まんまとその会社の
社員となる。初仕事で大株主の社長を買収することにも成功し係長に昇進した。
しかし、乗っ取り屋の黒田が特株を手に入れたと分かり平は会社をクビになってしまう・・・・。
調子が良くて無責任なだけだと最低な男だけど平さんは女にはキチッとしてるから
そこがまたモテるんでしょうね。
普段はヘラヘラしてるのに女が積極的になると「おせっかいな女はキライ」とピシャリと
はね返すところが男らしいと思いました。
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秋刀魚の味2012.11.13 Tuesday
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平山は妻に先立たれたものの長男は結婚し、家には娘の路子と次男の和夫がいて、
たまに同級生と酒を飲む楽しみもあり、不自由のない幸せな生活を送っていた。
しかし、中学時代の担任の先生を迎えてのクラス会で、先生が奥さんに先立たれて
つい娘を便利に使ってしまったばかりに嫁にやりそびれてしまい、現在も
独身で先生の面倒をみながら中華そば屋をやっていると聞き平山は自分の娘のことも
気になりだした・・・。
小津映画のカラー映画なので色使いも見どころ。
赤や緑や青といった色の配置がおしゃれ。
杉村先生の行き遅れた女の冷たさやひねくれ具合の演技もすごかったです。
子離れ出来ずに娘が年取っちゃうのってかわいそうよ。
「まだ早い」とか「その気になればいつでも」なんて思ってるうちに
誰ももらってくれなくなっちゃうんだから。
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