-
いつか晴れた日に2012.12.20 Thursday
-
19世紀初頭のイングランド。夫に先立たれた妻と三人の娘たちは
先妻の息子とその妻ファニーによって家から追い立てられようとしている。
そこへファニーの弟のエドワードが訪れ長女のエリノアと惹かれあう。
しかしファニーは二人の仲に反対。娘を侮辱され夫人は娘たちを連れて
従兄の別荘に引っ越すことにする。
そこへ従兄の友人のブランドン大佐が訪れ次女のマリアンヌに一目惚れ。
しかし、マリアンヌは足をくじいた時に助けてくれた紳士ウィロビーと
親密になり結婚間近と思われたが、ウィロビーは資産家の娘と結婚することになり
マリアンヌのもとを去ってしまった・・・。
風景が素敵。ウィロビーは「状況に流されて心変わりするのは真実の愛ではない。」
とか言って口説いたくせに簡単に心変わりして最低って思ったけど、
あそこまで冷たく突き放すのが本当の優しさなのかもなと最後は思いました。
-
女妖2012.12.15 Saturday
-
ストーリー
第一話・作家の尾形は浅草で週刊誌のグラビアに載っている女を見かけた。
寿司屋で再び女を見かけた時、尾形は女に声をかけた。
そのまま女と時を過ごし一夜を共にしたが女はそれっきり消えてしまった。
第二話・尾形が箱根のケーブルカーに乗っていると千鳥という女が尾形の
ファンだと声をかけてきた。後日彼女のアパートを訪ね彼女を抱きしめると
彼女は急に咳き込んだ。
第三話・尾形の娘だという女・今子が現れる。心当たりがあった尾形は
今子が愛おしくてたまらなくなる。
西條八十の「女妖記」という短編を基にしたオムニバス。
山本富士子、野添ひとみ、叶順子がそれぞれのヒロインを演じてます。
どれもテーマの色があるのですが私は第三話の青が好きです。
ティファニーを思わせるようなブルーで衣装も素敵でした。
積極的に近付いてくる美しい女には何か裏があるということを
考えさせられる映画でした。
-
博士の異常な愛情(または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか)2012.12.14 Friday
-
評価:
---
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
---
(2004-11-26)
合衆国の戦略空軍基地。精神に異常をきたしたリッパー将軍が
ソ連への核攻撃を意味する(R作戦)を命令し部屋に立てこもる。
独断での命令だったことが分かるが戦闘機を呼び戻す暗号をしってるのは
リッパー将軍だけ。その頃、国防省の最高作戦室では大統領、政府高官、
軍部首脳が事態の収集へ向けて議論を交わしていた・・・。
(goo映画より抜粋)
ブラックコメディです。実際には起こりえないという前説がありましたが
でも、絶対に無いとは言い切れないという怖さもあり、
人類が生き残る手段として優秀で健康な人間と性欲を
かき立てる女性だけ選んで後は核の犠牲になってもらう
という偉い人達の考えも本当にありそうで怖いと思いました。
-
愛情物語2012.12.05 Wednesday
-
オーケストラのピアニストになるためにセントラル・パーク・カジノを
訪れたエディ・デューチンだったが当てが外れて、ふと目にとまった
グランドピアノを弾きだす。そのピアノを聞いた資産家の令嬢マージョリーが
オーケストラの演奏の合間にデューチンがピアノを演奏出来るように
頼んでくれた。このことがきっかけでやがて二人は結婚。
ピアニストとして徐々に地位も上がり、子供も生まれ幸せの絶頂を迎えたかに
思えたが出産後、妻は息を引き取る。
デューチンは息子を叔父夫婦に預け演奏旅行に出るが、まもなく
第二次世界大戦が勃発、デューチンは海軍に入隊する・・・。
ピアノ、インテリア、風景・・・どれもおしゃれでアメリカっていいなと
前半は思いました。
「働いて働いてのぼりつめたのに、つらい思いをするのはなぜ?」
これは真面目に生きてる誰もが思うことだと思います。
とっても切ない映画だなと思いました。
-
フロントページ2012.12.05 Wednesday
-
裁判所の中庭では明日の死刑執行のための絞首台が作られていた。
ウォルター・バーンズは記者のヒルディを取材に当たらせるために
さがしていたが編集室に入ってきたヒルディは今日で退職して
恋人と結婚し、シカゴを離れると言い出す。
記者クラブで新人記者がヒルディの退職を他の記者に伝えていたところへ
モリーという女性が自分が死刑囚の情婦であったかのように書かれた記事に
文句を言いにやってきた。
一方、保安官の事務所では殺しの現場を再現させようとして犯人に
拳銃を持たせる。銃声が響き、死刑囚が脱走したことを知ると記者たちは
いっせいに飛び出していった・・・。
コメディです。
ビリー・ワイルダーだから当然面白いです。
博士の運ばれるシーンが面白かったです。
-
テキサスの五人の仲間2012.12.05 Wednesday
-
ストーリー
5人のギャンブラーが年に一度集まりポーカーを開く日。
馬車の車輪を直すために旅の親子が現れる。
夫のメレディスはポーカーの話を聞いてせめて見物だけでも
させて欲しいと頼み込む。妻のメリーは見物だけということで
息子を監視役として残し馬車の修理へ出掛けた。
しかし、メレディスは我慢できなくなりゲームに加わる。
メリーが戻ると夫は農場を買うために貯めた支持金をつぎ込こんだうえに
心臓発作で倒れてしまった。お金を取り戻すためにメリーが
ゲームに参加することになるが・・・・。
いい話と見せかけてすごいどんでん返しです。
「見聞を広めて機会を待てばきっとどこかで本物の女に出会えるだろう。」
というのはいいこと言うなと思いました。
でも女は信じちゃいけないということも感じました。
< 前のページ | 全 [1] ページ中 [1] ページを表示しています。 | 次のページ > |