-
情痴 アヴァンチュール2014.03.30 Sunday
-
恋人と同棲を始めたジュリアンはある夜、アパルトマンの前で
裸足の女性と会う。
別の日にはスーパーで子供を連れて買い物をする彼女を見る。
夜に見た時と別人のような彼女が気になり次第にご近所同士
ということで親しくなっていく。
そして彼女は夢遊病で原因は既婚者で同棲相手のルイであることを
知り、彼女に治療を受けさせる。
一方、ジュリアンの恋人セシルは不信感を募らせ別れを切り出す。
既婚者のルイの野郎が自分のせいで彼女が精神病になってるのに
それでも絶対に別れないって言ってた結果があれというのは
いい気味って思いました。発作を利用したんでしょうね。
家も与えて裕福な生活もさせてるから満足だろうって
男は思うんでしょうけど、お金だけではダメなんだわね。
-
柔らかい肌2014.03.30 Sunday
-
評価:
フランソワ・トリュフォー,ジャン・ルイ・リシャール
日本ヘラルド映画(PCH)
¥ 7,000
(2004-12-15)
評論家のピエールはリスボンで若くて美しい
スチュワーデスのニコールと知り合い不倫関係となる。
ある日、ピエールに田舎町での講演の依頼があり、
旅行も兼ねてニコールを連れて行った。
しかし、なかなか二人きりになる時間が取れない。
町を出てやっと二人だけの時間を楽しむことが出来たが
妻が講演先へ電話をかけたことから行動が疑われる。
ついに離婚の話が出たがピエールはこれでニコールと
新しい生活が始められるとアパートを探すが・・・。
プレゼント、お泊り、写真等々、軽率な行動だらけ。
あれじゃすぐにバレるよ。
奥さんが街でナンパしてきた男の胸ぐらを掴んで
「鏡見たことある?」と言い放った場面はカッコいいと
思いました。
そしてドルレアックがきれい。足もきれい。
-
昼下がり、ローマの恋2014.03.25 Tuesday
-
評価:
---
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
¥ 1,333
(2012-07-13)
3話オムニバス
1話、弁護士のロベルトは仕事でトスカーナへ。
マイペースな人々に馴染めず早く帰りたいと思っていたが
美女に一目ぼれする・・・。
2話、人気キャスターのファビオは精神科医のエリアナと
不倫関係になる。しかしエリアナの正体は精神科医ではなく
とんでもない女だった・・・。
3話、エイドリアンは数年前に離婚して一人で暮らしていた。
ある日、同じアパートに住む友人のオーグストの娘・ビオラが
家に帰って来た・・・。
男は美人に弱いわね。
1話のロベルトは恋人の事なんてそっちのけでトスカーナが
大好きになっちゃうし、2話のファビオはカツラをはずしちゃうし。
3話はデニーロとモニカだからロマンティックな大人の
恋物語になっていましたが、2話のファビオはなにもかも
失って、自業自得なんだけどあそこまでいくと哀れすぎる。。。
悪いことは出来ないわね。
-
ショパン 愛と哀しみの旋律2014.03.21 Friday
-
評価:
エドヴァルト・クウォシンスキ,イェジ・アントチャク
ポニーキャニオン
¥ 3,645
(2011-12-21)
ポーランドを離れ、パリでなかなか認められない生活を
送っていたショパンだったが人気ピアニストのリストが彼の
曲を演奏したことから名前が知られるようになる。
作家のジョルジュ・サンドは2人の子供を連れ離婚したばかり
だったが、ショパンの才能に惚れ込み積極的に近付く。
ある日、肺炎で倒れたショパンのためにサンドが料理を
作ったことから二人の仲は深まり、ショパンの療養と作曲活動
のためにサンドの子供たちも一緒にマヨルカ島へ旅立つ・・・。
年頃の子供たちの前で年下の恋人とイチャイチャするのは
良くないわね。
子供は自分は愛されてないと感じるし、恋人も自分が一番では
ないんだと思うし、どっちもかわいそう。
みんなで暮らせばうまくいくと思ったんだろうけど
恋人同士と家族が一緒に暮らすのは難しい。
「天才は、その代償として失うものが大きい」というセリフが
印象的でした。
-
さわ子の恋2 1000マイルも離れて2014.03.21 Friday
-
幼い頃から足のきれいさばかり褒められてきたさわこは
足のモデルになった。でも足しか見てもらえないことが
コンプレックスになっていた。ある日、女優の足の吹き替えの
仕事が入り今まで以上に足が注目されることを恐れたさわこは
事務所を逃げ出してしまう・・・。
トレンディドラマの時代ですね。
西島さんもすごく若いです。
昔の教育実習の先生が、太っていた頃のさわこは無視していたのに
痩せてきれいになったさわこを見た途端に口説いてきたのは
サイテーだなと思いました。
-
女は二度生まれる2014.03.11 Tuesday
-
芸者の小えんは客の男と次から次へ寝る生活を
結構楽しんでいた。
そんな生活の中でもお風呂屋への行き帰りに顔を
合わせる大学生にときめいたり、寿司屋の板前と
いい仲になったりもした。
ある日、置屋が営業停止になり銀座のバーに勤めることに
なった小えんは芸者時代の客だった筒井と再会し、愛人になる・・・。
男ってのはヒドイ。
若くて可愛い女を独占したいくせに商売女と結婚する気はない。
一番純情で誠実そうに見えた大学生が実は一番卑劣なヤツだった
というのが残酷だったけど気が付くきっかけにはなったと思う。
男まみれな生活と決別するんだろうなと思わせるラストもよかったです。
-
ピアニストを撃て2014.03.10 Monday
-
評価:
フランソワ・トリュフォー,デヴィッド・グーディス,マルセル・ムーシー
日本ヘラルド映画(PCH)
---
(2004-12-15)
パリの場末のカフェでピアノ弾きをしているシャルリのもとに
ギャングとトラブルを起こした弟のシコが助けを求めてきた。
カフェで働くレナはシャルリに好意を持っている。
ある日、古いポスターを見たシャルリはレナに自分の過去を
語りはじめる・・・。
車の中でのギャングとのやりとりは喜劇ですが後半は
悲劇でした。女を不幸にする男なのにすぐに新しい女が
現れるというところは女を引き寄せる男ってこういう
タイプかもなと思いました。
-
ポワゾン2014.03.05 Wednesday
-
大金持ちで愛を信じないルイスは新聞で花嫁を募集した。
そんな彼のもとに現れたのは事前に見た写真とは違う
美しい女・ジュリア。外見で選ぶのか試したというがルイスは
その美しさに恋に落ちてしまう。しかし、ジュリアには事前に
受け取った手紙とは違う部分が多く、ジュリアの姉を名乗る
人物も受け取った手紙が妹の書いたものではないと言ってきた・・。
アンジェリーナ・ジョリーとアントニオ・バンデラスってだけで
濃厚です。愛を信じてないとか言いながら美人が現れたら
思いっきりのめり込んで何も見えなくなってるルイスに
ほぼ終盤まで「バカ男め」と思ってました。
何度もどんでん返しがあって最後まで楽しめる映画ではありました。
-
セラフィーヌの庭2014.03.05 Wednesday
-
フランスの郊外。家政婦で生計を立てているセラフィーヌは
仕事が終わると部屋にこもって黙々と絵を描いていてた。
ドイツ人の画商のウーデのもとで働くことになったセラフィーヌは
絵を観たウーデから描き続けることを強く勧められる。
ウーデのおかげで自由に画材を買えるようになり、作品を世に発表
できそうになった矢先、第一次世界大戦が始まり、ドイツ人の
ウーデはフランスを出て行くことになってしまう・・・。
タイミングが悪すぎてかわいそう。一度目は仕方ないと思えたかも
しれないけど、二度も期待させられて直前でうっちゃられると
疑いたくもなるし、特に芸術家は繊細だから普通の人以上に
傷つくんだろうと思います。
ウーデさんも作品の価値ばかり考えてセラフィーヌの内面までは
気が付かなかったんでしょうね。
< 前のページ | 全 [1] ページ中 [1] ページを表示しています。 | 次のページ > |