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女優マルキーズ2014.08.20 Wednesday
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貧しい家に生まれた踊り子のマルキーズは
親に売春まがいのこともさせられていた。
ある日、巡業に訪れた劇団の脚本家に見いだされた
マルキーズは劇団と共にパリへやってくる。
ところが、女優になるために劇団に入ったのに
演技力のなさから踊るだけの役しか与えられない。
しかし、踊りと容姿の美しさから国王の城で
芝居をすることになる・・・。
マルキーズが国王の前で踊った時に、見せパンを穿くのを
忘れてお尻が丸見えになる場面が面白かったし、
全体の中で唯一ホッとする場面のような気もします。
あとは、マルキーズの燃え盛る野心と執念がすごい。
いい役をもらうために作家と寝るのはお約束だしね。
でも、美しさを売りにしている女優ってのは
どうしても年をとってきた時に若い女優に
取って代わられる時が来てしまうんだわね。
「役者の仕事は苦しむこと、役者は苦しみと恐怖を生きるしかない。」
というセリフがマルキーズだけでなく、役者をやってる人
すべてに当てはまることなんだろうなと思いました。
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ナインハーフ2014.08.05 Tuesday
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離婚したエリザベスはニューヨークの
画廊に勤めている。
ある日、チャイナタウンで素敵な男性に声をかけられ
ときめく。その後、蚤の市で男性と再会し、
食事をすることに。ジョンと名乗る男は
その日のうちに友達の家だという川べりの家に
エリザベスを連れていく。
怖くなったエリザベスはその場を去るが、
やはりジョンの事を忘れられず再会する・・・。
バツイチ30代女性って本人は気付いてない
だろうけどエロい雰囲気をかもし出してるんでしょうね。
それが、男によってさらに洗練された大人の女性に
変わっていくんだけど、刺激を求める関係って
刺激に慣れないためにどんどんエスカレートして
いくから、ある時、これ以上はヤバいということに
どっちかが気づいちゃう。だいたい女の方だけど。
そして女の方が成長が早いから急に今までの事が
しらけて見えてしまう。
ずっと謎めいた男を演じていたジョンが
急にただの男になったのが決定打でしょうね。
それにしても、この時のミッキー・ロークは
カッコよかった。
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